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必要なのは問いに答えること 使い古された格言の効用

問いに答えるんだ 聞かれていないことを書くな

これは、たいていの受験生が聞いたことがあるフレーズだろう。

しかし、具体的に何をして何をすべきでないかイメージができているだろうか。

平成20年度の民事系第二問を見てほしい
http://www.moj.go.jp/content/000006415.pdf

これの、設問4の(1)を考えてみてほしい。

問われていることは何だろうか?


明確である。

問題文の指示どおり
「当事者が文書提出命令に従わないときの民事訴訟法第224条第3項の効果をどのように
考えるべきか,上記の会話中に言及されている四つの説を比較検討した上で,論じなさい。」

である。そして、誘導から明らかなように、妥当な説を選べということである。

しかし、この問題にも、自由心証主義の一般論を延々と書く人がいる。

もちろん、4つの説の妥当性について論じる際に、自由心証主義に触れるのはよいだろう。

ただ、民訴は一般論を延々と論じても点がつかないのだ。

この問題は、

4つの説のメリットデメリットは何か?

どの説があなたは一番妥当だと考えるか?

それを聞いているのである。

そんなことわかりきっている上位の受験生でも、自分が知らない問題が出題されると、パニックになって
問いに答えないことがある。一般論を書いて終わりにしてしまうことがある。


必要なのは問いに答えること

難問に出会った時ほど、この使い古された格言を思い出して欲しい

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プロフィール

takeyama

Author:takeyama
知識じゃなくて、リーガルマインドと伝える力
を養成することを目標とする、
LEC東京リーガルマインド司法試験講師武山茂樹のブログです。

近年、司法試験業界でも、まやかしのような勉強法が流行しています。
しかし、起案とその吟味の繰り返しでしか実力はつきません。
私は、起案教育こそが司法試験に役立つとの信念のもと、実務でも通用する正統派の講義を目指します。

新橋虎ノ門法律事務所の共同代表として、弁護士もやっております。
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